今回は小沢としお先生の「ナンバMG5」を紹介していきます！
ヤンキー家族の次男、剛の二重生活がすごく面白いのでぜひ読んでみてください！
ナンバMG5について
基本情報
作品名：ナンバMG5
引用：Wikipediaより抜粋
著者：小沢としお
ジャンル：学園漫画、不良漫画
出版社：秋田書店
掲載誌：週刊少年チャンピオン
発表号：2005年27号-2008年42号
巻数：全18巻
登場キャラ紹介
【難波一家】
・難波 剛（なんばつよし）
本作の主人公。ヤンキー家族「難破一家」の次男。
ヤンキースタイルの時は、白い特攻服やヤンキー服にワックスでセットしたツンツン頭、｢殺｣の字が書かれたマスク、お守りを首から下げた姿。シャバ僧スタイルの時は、髪を下ろした真面目な学ラン姿が特徴。
かつてヤンキーの巣窟であった萬田中をシメるほどの実力を持った中学最強の喧嘩番長だった。しかし、喧嘩ばかりの日々に嫌気が差し、普通の青春を送りたいという動機から高校進学を機にヤンキーをやめることを決意。その後図書館で家族や知り合いの目をはばかりながら、担任教師の長谷川に支えられながらの勉強の末、家族に内緒で普通の学校である白百合高校に進学する。なお、家族には白百合に隣接するヤンキー校、市松高校に通っていることにしている。
・難波 猛（なんばたけし）
難破一家の長男。無職。本作における最強キャラクターで、城南高校在学中に関東を完全に制覇している。
・難波吟子（なんば ぎんこ）
難破一家の長女で、剛の2歳年下の妹。金髪で、着ぐるみ好きの中学生。
・難破勝（なんば まさる）
難破一家の家長。職業はトラック運転手。
10代の頃は千葉最強のヤンキーとしてその名を轟かせていた。剛が幼い頃から喧嘩の勝ち負けに厳しく、負けて帰れば勝つまで家に入れないなど昔ながらの頑固親父。
・難破ナオミ（なんば ナオミ）
難破一家の主婦。ヘタな男より気合が入った元レディース。
・松（まつ）
柴犬、かわいい
【剛の友達】
・伍代直樹（ごだい なおき）
市松高校の1年で、最強の部類に入る男。剛の二重生活の秘密を知る理解者。
市松高校内で、喧嘩が強いが何を考えているのかわからないということで浮いており、剛とつるんでいる。
・大丸大助（だいまる だいすけ）
千鳥商業1年で剛の二重生活の秘密を知る1人。
明るいお調子者だが、仲間が傷つけた奴を許さないという硬派一面も。
【白百合高校】
・藤田深雪（ふじた みゆき）
剛のクラスメートで、剛の片思いの相手。
気が強く不良相手にも暴力やカツアゲをしている人には突っかかり、事態を悪化させることも、、、
・島崎登（しまざき のぼる）
剛のクラスメイトでリーゼント。
かつてはいじめられっ子だったが、高校デビューしヤンキーの振りをしている（）
・東（あずま）
美術部の部長。
美術への思いが強い真面目な人物へ変わっていき、美術に対する熱心な姿や、部長らしい懐の広さが見られる（個人的に好きなキャラ）
ストーリーについて
あらすじ
関東の筋金入りのヤンキー一家、難破家。
そんな家庭で生まれ育った次男坊・難破剛。彼も14校を傘下に持つ中学のアタマをはっていたバリバリのヤンキー。その強さから、関東では知らぬ者は1人もいない「難破兄弟」の弟として名を轟かせていた。
全国制覇いったれ!家族からの熱い期待を背負い、特攻服をひるがえし、不良校と名高い市松高校へ進学する。
……はずが、なんと白百合高校でシャバいフリ!?
普通の青春に憧れたヤンキー少年が、家族に内緒で特攻服を脱ぎ、正体を隠して真面目な学校で”逆”高校デビュー!
剛は卒業まで家族にバレずに白百合高校を卒業することができるのか！？
見どころ
喧嘩を売らなくても千葉県制覇！？
剛が家を出る際に身につけている特攻服、それを普段はカバンに入れていたり公衆トイレの屋根裏に隠していたりします。
いざ、白百合高校（剛が通う普通の進学校）の生徒が市松高校（ヤンキー校）の生徒に絡まれていると、特服とマスクをして登場します。
まず前提として親に黙って別の高校に入学するという時点で現実的ではありませんが、このからまれている生徒を助け、市松などのヤンキーからさらに喧嘩を売られ、また喧嘩をしてという悪循環から市松制覇、果ては千葉や神奈川まで実質的に制覇することになり、親からも疑われないという奇跡が起きています。（ハワイに旅行に行った時に実質ハワイも制覇していました、、、）
自分から喧嘩を売ることはなく、ただ真っ当に高校生活をエンジョイしたい剛に降りかかる火の粉を跳ね除けながら、親にバレないようにと奮闘する剛の姿が非常に面白いです。
藤田さんとの恋愛模様
萬中時代（剛の中学校）にはかわいいとは口が裂けても言えないヤンキー女たちに囲まれていた剛。
白百合に入学し、普通の女の子たちがいることに浮かれるのも束の間、藤田さんと出会い一目惚れします。
その後、からまれているヤンキーにからまれている藤田さんを特服姿で救いましたが、話の流れでブス！！と言ってしまい、かなり後悔します。
一方、藤田さんはブスと言われたことがなく、逆にそんなことをいう特服姿の剛と、白百合での優等生姿の剛の両方に次第に好意を寄せていきます。
学校行事で仲が深まったり深まらなかったり、奥手の剛の恋愛模様にも注目です！！！
最後に
今回紹介したナンバMG5ですが、他のヤンキー漫画と違い、個性の強いキャラクターが織りなすギャグ要素の強いストーリーや、ヤンキー漫画の醍醐味である喧嘩シーンなどどちらも非常に楽しめる作品になっています。
また、続編にあたるナンバデッドエンドも非常に面白いです！
その紹介記事も下のリンクからぜひ読んでみてください！
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