「とにかく笑いたい!」そんなあなたに贈る最強のギャグ漫画
最近、大声で笑った記憶、ありますか? 仕事や学校、SNS疲れなど、現代はとにかくストレスが多い時代。そんな日々の中で、「何も考えずに笑いたい!」と思う瞬間ってありますよね。
そこで今回は、ひたすら笑えるギャグ漫画を20作品、厳選してご紹介します。 シュールな作品から日常系、メタネタ、ナンセンス全開のものまで、「これぞギャグ漫画!」という名作たちを集めました。 読んだその瞬間から、気持ちが軽くなるはずです。
1. シュール&ナンセンスで爆笑!
『ボボボーボ・ボーボボ』/澤井啓夫
ツッコミ不在のカオスギャグといえばコレ。世界観の説明を試みるだけで笑えてしまうレベル。テンションで押し切るこの作風に慣れてくると、もはや日常もバカバカしく見えてくる。
『ギャグマンガ日和』/増田こうすけ
歴史パロディとシュールギャグのハイブリッド。登場人物の真顔とテンションのギャップがクセになる。短編なのでどこからでも楽しめるのも嬉しいポイント。
『ピューと吹く!ジャガー』/うすた京介
吹奏楽をテーマにしてるのに、まともな音楽は一切登場しない。奇人変人だらけの展開はまさにカオスそのもの。じわじわ笑いが込み上げてくるタイプの漫画。
『日常』/あらゐけいいち
女子高生×ロボット×鹿×校長。説明不能の世界観で展開されるのに、どこかリアルな“間”の取り方が天才的。映像化もされ、そのテンポは中毒性高し。
『カッコカワイイ宣言!』/地獄のミサワ
どこかで見たような顔のキャラが、全員同じ顔で同じことを言う。なのに、笑ってしまう。この絶妙な“くだらなさ”がやめられない。ページをめくるたびに「次はどんなパターンで来るんだろう」とワクワクしてしまいます。
『坂本ですが?』/佐野菜見
あまりにもクールすぎる高校生・坂本。どんなピンチでも美しく決める彼の姿は、もはや芸術。ギャグなのにスタイリッシュ、そんな珍しい作品。
2. 日常のくだらなさがクセになる!
『あそびあそばせ』/涼川りん
可愛い見た目の女子たちが、顔芸と下ネタと奇声で笑わせにくる。ギャップの暴力とも言える展開に、不意打ちで笑ってしまう人続出。見た目とのギャップにやられるとは、まさにこのこと。
『男子高校生の日常』/山内泰延
男子校出身者には刺さりすぎ注意。どうでもいい会話と、意味のない行動に全力投球する姿が面白すぎる。男子の“あるある”が詰まった一冊。
『クレヨンしんちゃん(初期)』/臼井儀人
子どもならではの発想と、時折見せるブラックユーモアのバランスが絶妙。初期の勢いとしんちゃんの自由すぎる行動は、今見ても笑える。家族のやりとりもリアルで、時に涙が出るほど笑ってしまいます。
『おじさまと猫』/桜井海
基本はハートフルな日常ですが、猫のふくまるのリアクションが秀逸。笑えるシーンと癒されるシーンの緩急が見事にハマっていて、読後感も良い。ペットとの暮らしに共感する人にも刺さる優しい笑いが魅力です。
『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』/谷川ニコ
自意識過剰系ぼっち女子のリアルすぎる内面とテンションの高さに笑わされる。読み進めるうちに“ある意味での共感”が生まれるのもポイント。笑っているうちに、自分の学生時代を思い出してしまう人も多いはず。
3. パロディ&メタネタで爆笑!
『銀魂』/空知英秋
SF×時代劇×バトル×ギャグ。何でもアリの世界観と怒涛のパロディで、1話ごとに笑いどころが詰まっている。人情ドラマとの緩急も絶妙。ギャグとシリアスの行き来が激しすぎて、読者も振り回されますが、それもまた快感。
『魔法陣グルグル』/衛藤ヒロユキ
古き良きRPGの世界観を崩壊させるギャグの連発。キャラたちの絶妙なボケ・ツッコミの応酬が見どころ。レトロゲーマーにもおすすめ。子どものころに冒険に憧れたすべての人に読んでほしい一作です。
『幽遊白書(前半)』/冨樫義博
霊界探偵時代のゆるいノリとギャグのテンポ感が最高。桑原のセリフ回しや、唐突なギャグ描写にニヤッとしてしまう人も多いはず。バトル漫画の合間に笑いを挟む、この“間”が絶妙なんです。
『こちら葛飾区亀有公園前派出所』/秋本治
時事ネタ・風刺ネタ・体当たりギャグまで何でもアリ。1話完結型でテンポよく読め、昭和から令和まで笑わせてくれる国民的ギャグ漫画。
『るろうに剣心 ギャグ回』/和月伸宏
本編のシリアスさからは考えられないレベルのギャグ回がときどき登場。ミニキャラ化や崩壊テンションでファンにはたまらない隠れ名物。真面目なキャラがふざけるギャップは、やっぱり笑いを誘いますね。
4. キャラが強すぎる!クセ者たちの笑い
『天体戦士サンレッド』/くぼたまこと
川崎市を守るヒーローと、悪の組織が平和すぎて逆におかしい。生活感あふれる悪の幹部たちが愛おしい。設定の斜め上っぷりが光る逸品。
『斉木楠雄のΨ難』/麻生周一
全知全能の超能力者なのに、ツッコミ体質で振り回されまくる主人公。ボケが多すぎる日常の中で、読者も思わずツッコミたくなる。笑いのペースが一定なので、テンポ重視の読者にもおすすめです。
『しあわせアフロ田中』/のりつけ雅春
田中という“普通の男”が繰り広げる、どうでもいいけど笑える日々。現実味あるからこそ笑える、共感型ギャグ漫画の代表格。
『ジョジョの奇妙な冒険(第4部)』/荒木飛呂彦
ギャグ漫画ではないのに、独特すぎる構図・セリフ回しが“笑い”を生んでしまう。意図してないギャグが一番面白い説。ジョジョ特有の“無駄にカッコいい”演出が、逆にツボを突いてくる瞬間があります。
『サラリーマン金太郎(番外)』/本宮ひろ志
マジメに熱血やってるはずなのに、もはやギャグ。昭和のテンプレと気合いで押し通す展開が逆に新鮮で笑えてくる。時代錯誤な熱血が、なぜか今読むと新鮮でニヤけてしまいます。
まとめ:笑いは、心のビタミンです
ここまで紹介してきた20作品、どれも「ただただ笑いたい」という欲求に全力で応えてくれる漫画ばかりです。
ギャグのスタイルも、テンション型から共感型、パロディ系まで幅広く取り揃えました。
重たい話に疲れたとき、気持ちを切り替えたいとき、何も考えずに笑いたい夜に。
今日紹介した作品の中から、自分の“笑いのツボ”に合いそうな一冊を、ぜひ手に取ってみてください。
きっと、明日の気分がちょっとだけ軽くなりますよ。
笑いというのは、不思議なものです。読むだけで心がふっと軽くなる。声を出して笑えば、頭のモヤモヤもいつの間にか消えていく。ギャグ漫画は、日々の疲れをそっと拭い去ってくれる、いわば“心のストレッチ”みたいな存在です。今日紹介した漫画たちが、あなたの毎日に少しでも笑いを届けてくれるなら、それだけでこの記事を書いた意味があります。
疲れたとき、ちょっと落ち込んだとき、何も考えたくない日。そんなときこそ、ギャグ漫画の出番です。お気に入りの作品を見つけたら、ぜひ何度でも読み返して、笑いのループにハマってくださいね。
最後にひとつだけ。
「笑うことに理由はいらない」。
ただ「面白い」と思えることがあるだけで、人はちょっと幸せになれるのです。
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